
ギャル系陽キャ女子が、真面目すぎる陰キャ男子に恋をした――。
正反対な2人が少しずつ歩幅を合わせていく姿に、読んでいるこちらまで胸がぎゅっとなる。それが、阿賀沢紅茶先生の青春ラブコメ『正反対な君と僕』です♡
「ギャル×陰キャ」の王道カップルもの…と思いきや、
・“周りの目が気になってしまう陽キャ女子”
・“人付き合いに興味がなかった物静か男子”
それぞれのコンプレックスや成長もていねいに描かれていて、「わかる〜…!」と共感の嵐。
この記事では、完結済み(全8巻)+TVアニメ化決定の最新情報も含めて、キャラクター・見どころ・受賞歴まで一気に解説していきます。読み終わるころには、きっともう「みゆと谷の続きが読みたい…!」ってなってるはず( *´艸`)

元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木は、自分の意見を言える物静か男子・谷くんに絶賛片思い中。だが周りの目が気になって普通に接せず、いつも谷くんにダル絡みばかり…。しかしある日勇気を出して、一緒に帰ろうと誘ってみたところ…!?
「正反対な君と僕」8巻で完結!
最終巻8巻は2025年3月4日より絶賛発売中☆*。
「今から読み始めても追いつける?」「完結してから一気読みしたい!」
という方には、ちょうどいいボリューム感。
ラストまでしっかり描き切られているので、安心して“尊い青春”に浸れます♡
「正反対な君と僕」あらすじ♡
いつも元気でクラスの中心にいるギャル系女子・鈴木みゆ。ノリはいいけど、実は周りの目を気にしすぎるあまり、「本音」を出すのが苦手なタイプです。
そんなみゆが片想い中なのは、
・静かで
・友達もほとんどいないけれど
・自分の意見をちゃんと言葉にできる
クラスメイトの男子・谷悠介。
「自分の気持ちをちゃんと伝えられる人」だからこそ、みゆは谷くんにどんどん惹かれていきます。
でも、いざ本人を前にすると――
普通に話せない!
つい、ダル絡みしてしまう!!
という残念なデレデレモードに(笑)
ある日みゆは、思いきって「一緒に帰ろうよ」 と谷くんを誘ってみることに。
ここから、
・“正反対”な2人の距離が、少しずつ縮まっていく放課後
・クラスメイトたちの恋と友情も動き出す日常
が描かれていきます。
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「正反対な君と僕」のキャラクターを徹底分析!
「正反対な君と僕」の大きな魅力は、主人公カップルだけじゃなく、クラスメイト全員が愛おしくなるところ。
ここからは、主要キャラの魅力をギュッと紹介していきます。☆*+:・。
鈴木みゆ(すずきみゆ)
物語のヒロイン。
- クラスの中心にいる陽キャ・ギャル系女子
- 誰とでも仲良くなれるコミュ力の塊
- でも実は、空気を読みすぎて自分の本音を飲み込んでしまうタイプ
谷くんのことが大好きなのに、
素直になれず、ついダル絡みでごまかしてしまうところが、
「高校生だなぁ…」とくすぐったくてたまりません。
付き合い始めてからのみゆは、
“谷の彼女”としての喜びと、周囲の目への不安の間で揺れ動くようになります。
彼女の成長物語として読むと、
「周りに合わせちゃう自分」を持っている人ほど刺さるキャラクターです。
谷悠介(たにゆうすけ)
みゆが片想いしていた、物静かな男子。
- 真面目で勉強ができる
- 1人でいることが多く、友達はほぼいない
- 「人と無理に合わせるくらいなら、1人でいい」と思っていたタイプ
そんな谷くんが、みゆと関わることで、
**「誰かと一緒にいる楽しさ」や「自分の言動が誰かを左右する怖さ」**に気づいていくのが本作の見どころのひとつ。
もともと自分の意見をはっきり言える彼ですが、
恋をしてからは
「みゆがこう思っているなら、自分はどうしたらいいんだろう?」
と悩む姿が増え、
“ただのクールガイ”ではなく、ちゃんと不器用な高校生男子としてのリアルさが増していきます。
みゆに向けて不意にストレートな「好き」を放り込んでくるギャップも最高です。
山田(やまだ)
- みゆのクラスメイト男子
- 裏表がなく、いつも全力で“楽しいこと”をしているムードメーカー
最初は “ただのうるさい陽キャ男子” に見えるのですが、
話が進むにつれて、恋に不器用すぎる一面も明らかに。
ある女の子への気持ちに気づいてからの山田は、
「え、そんなにピュアだったの!?」と驚くこと間違いなしです。
佐藤葵(さとうあおい)・渡辺真奈美(わたなべまなみ)
みゆの友達コンビ。
- 佐藤:クールで大人っぽい、落ち着きのある女の子
- 渡辺:元気でサバサバ、陽キャ女子代表!
みゆを中心にした女子グループの空気感がとてもよくて、
「この子たちと放課後しゃべっていたら絶対楽しい…」と思わせてくれます。
恋愛面でも、それぞれに“らしい”動きがあって、
ただの賑やかしで終わらないのがポイント。
東(あずま)・平(たいら)
この2人は、サブカップル枠として大人気のコンビ。
- 東:男を見る目がなく、いつもダメ男を引き当ててしまう女子
- 平:物事を冷静かつ悲観的に見がちな男子。恐怖心が強く、ちょっとネガティブ寄り
中学時代からの同級生である2人が、
少しずつ互いを意識し始める過程が**「尊い…」**の一言。
東の恋愛クセを見抜きつつ、
本気で向き合おうとする平の姿は、
メインカップルとは違う“じわじわ育つ恋”として楽しめます。
西(にし)・ホンちゃん
- 西:男の子が苦手な、隣のクラスの女の子
- 谷と同じ図書委員
- ホンちゃん:西が唯一まともに会話できるクラスメイトの女の子
西は「人付き合いの苦手さ」という点で、谷に少し似ています。
そんな彼女が、ある男子に心を動かされていく過程は、
“コミュ障気味”な人ほど共感度高めです。
ホンちゃんは、その恋を横で見守る“良き親友ポジ”。
読者目線のツッコミ役としてもかわいくて、
2人のやり取りにクスッとさせられます。
ガパチョ
山田の口からたびたび名前が出てくる謎の存在・ガパチョ。
詳しい正体は作中でのお楽しみですが、この“名前だけやたら出てくる人物”設定も、クラスのノリ感があってクセになります(笑)
アニメ化情報|2026年1月からTVアニメ放送スタート!
『正反対な君と僕』は、
2026年1月11日よりTVアニメが放送開始予定です。
- 放送局:MBS/TBS系 全国28局ネット「日5」枠
- 放送時間:毎週日曜 17:00〜
- 配信:ABEMAにて毎週日曜17:30〜最速配信 ほか
- アニメーション制作:ラパントラック
【主なキャスト】
- 鈴木みゆ:鈴代紗弓さん
- 谷悠介:坂田将吾さん
- 渡辺真奈美:谷口夢奈さん
- 佐藤葵:平林瑚夏さん
- 山田:岩田アンジさん
- 平:加藤渉さん
- 東:島袋美由利さん
- 西:大森こころさん
- 本田(ホンちゃん):楠木ともりさん
原作の“等身大の心理描写”がどう映像化されるのか、
アニメから入る方も、原作既読の方も要チェックです!

主な受賞歴|“共感マックスの等身大ラブコメ”として高評価
『正反対な君と僕』は、デビュー作『氷の城壁』でも話題を呼んだ阿賀沢紅茶先生による作品。
数々のマンガ賞で高い評価を受けています。
代表的な受賞・ランクイン歴は――
- 次にくるマンガ大賞2022(Webマンガ部門):第2位
- マンガ大賞2023:第3位
- このマンガがすごい!2023(オトコ編):第9位
- 全国書店員が選んだおすすめコミック2023:第12位
- みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024(男性部門):男性部門賞 受賞
- マンガ大賞2024:第7位
- 第4回マガデミー賞:作品賞 受賞
などなど、「等身大ラブコメ」の代表として、
作品そのもののクオリティが広く認められている一作です。
【ネタバレあり】「正反対な君と僕」を読んだ感想
ここから少しだけ、物語の中盤〜終盤に触れた感想も交えつつ、「ここが刺さった!」ポイントをまとめてみます。
(※大きな結末まではぼかしていますが、細かな展開をまっさらな状態で楽しみたい方はご注意くださいね)

①「陽キャ」なのに合わせてしまうみゆのリアルさ
ギャル=「自己主張が強い」
というイメージを良い意味で裏切るのが、みゆです。
- 空気を壊したくなくて
- 「ノリ悪い」と思われるのが怖くて
- “本当は嫌なこと”にも笑顔で合わせてしまう
そんな彼女の姿は、「あ〜〜〜…ある……!」と刺さる人も多いはず。
谷くんと付き合い始めてからも、
“彼氏がいる自分”をどうクラスメイトに見せるかで悩んだり、
「もっとちゃんと彼女としてふるまったほうがいい?」と空回りしてしまったり。
「陽キャっぽく見えるけど、本当はすごく繊細で傷つきやすい子」
として描かれているからこそ、
みゆの一歩一歩の成長が、とても尊く感じられます。
② 真面目すぎる谷くんの「恋と進路」の葛藤
谷くんは、勉強もできて真面目。
だからこそ、“将来”と“みゆとの関係”を切り離して考えられなくなっていくのが、とてもリアルです。
最終巻にかけて描かれるのは、
- 自分の進路
- みゆとの距離
- 周囲の期待
その全部をひっくるめて、
「どう生きていきたいのか?」
を考えざるを得なくなった高校生の姿。
みゆの存在が、
谷くんの選択を「縛る」のか、「広げる」のか――
ここに悩む2人の姿は、恋愛ものとしてだけでなく、
“進路もの”としても心に刺さります。

③ サブカップルたちの群像劇が最高においしい
東&平
山田&西
このあたりのサブカップル(予備軍含む)が、とにかく良い…!
- 自己肯定感低め女子×慎重男子
- 陰キャ寄り女子×陽キャ男子
といった“別軸の正反対コンビ”たちが、
本命カップルに負けないくらいの熱量で描かれていて、
**「誰か一組は絶対に推しができる」**と言っても過言ではありません。
それぞれのカップルにとっての“告白”や“転機”が、
大事件ではないのに、本人たちにとっては人生レベルで大きい出来事として描かれるのが、本作の上手さ。
大袈裟なドラマじゃない。
だけど、自分の高校時代にも確かにあった“あの感じ”。
を思い出させてくれます。
④ 「みんな良い奴」だから、読後感がひたすらあたたかい
スクールカーストものや陰湿な人間関係を描く作品も多い中で、
『正反対な君と僕』に登場するキャラは、**基本的に「みんな良い奴」**です。
もちろん、
・空気が読めない発言をしてしまったり
・相手を傷つけてしまったり
といった“やらかし”は起きますが、
そこからちゃんと向き合って、
少しずつでも前に進もうとする姿が一貫して描かれているのが印象的。
読み終わったあと、
心に残るのはドロドロした疲労感ではなく、
「あ〜、青春って尊いなぁ…」
「あの頃の自分にも、ちゃんと良いところがあったかもしれない」
という、やさしい余韻です。
「正反対な君と僕」コミックを購入して読むなら
「 正反対な君と僕」を読んだ方におすすめの漫画★
「正反対な君と僕」にココロ奪われた方は♡
きっとこちらの作品も気に入っていただけるはず(*ノωノ)
ぜひ!チェックしてみてくださいね♡
「正反対な君と僕 」まとめ
『正反対な君と僕』は、
- ギャル系陽キャ女子・みゆ
- 真面目すぎる物静か男子・谷
という“正反対”な2人が、
お互いの良さや弱さを知り、
少しずつ歩幅を合わせていくラブコメディです。
- 恋愛のキュンキュン
- クラスメイトたちとの友情
- 進路や将来への不安
高校生ならではのリアルな悩みが、
明るくポップな絵柄とテンポの良さで描かれていて、
「笑って、キュンとして、ちょっと泣きそうになる」作品になっています。
- 青春をもう一度思い出したい大人の方
- 陽キャ/陰キャのどちら側の気持ちも分かる人
- 群像劇としても楽しみたいラブコメ好きさん
そんなあなたに、ぜひ手に取ってほしい一冊です。









