【里中実華】『ピンクとハバネロ』12巻レビュー♡同じ旅館で働く2人の“距離の揺れ”と、甘々黒瀬が爆発する神巻!【ネタバレあり】

少女漫画
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「ピンクとハバネロ」12巻は、黒瀬と麦が “恋人としての距離感” と “働く仲間としての距離感” の両方に向き合う巻。

好きだから一緒にいたい。でも、恋人だからこそ簡単には近づけない。

そんな繊細な心の揺れが描かれた名巻で、ラストの“酔っ払い黒瀬”の甘々シーンは必見です……♡

ここでは、12巻のあらすじ・感想・名シーンを丁寧にまとめました。

\\ 作品について詳しく知りたい方はこちら //
「ピンクとハバネロ」14巻で完結★どこで読める?レビュー【ネタバレ】

「ピンクとハバネロ」12巻 あらすじ♡【ネタバレ】

✽ここからは「ピンクとハバネロ」12巻のネタバレを含みます。ネタバレを望んでいない方はご注意ください!

黒瀬に反対されながらも、麦はなんと 黒瀬に内緒で旅館のバイトに応募し、働き始める。最初は黒瀬も驚いたものの、麦のまっすぐな想いに押され、ついに 同じ旅館で働くことを許す。

麦は黒瀬に「黒瀬に頼ってもらえる人になりたい」と伝え、黒瀬は「いいじゃん。なってみせてよ」と言ってのける。──2人の関係がまた一歩深まる瞬間。


しかし、“同じ職場”は甘くない。

恋人同士だと周囲にバレてはいけない緊張感。仕事中、黒瀬は立場上麦に注意せざるを得ない。「そんな顔させたいわけじゃないのに……」黒瀬は葛藤し、胸がきゅっと痛む。


麦の教育係として、中居としての経験豊富な 赤池さん がつくことに。

麦が「いい仕事ってどうすればできる?」と聞くと、
赤池の答えはとても大人だった。

「そうやって意気込まないことかな」

完璧じゃなくていい──麦の肩の力をふっと抜いてくれる、この言葉。

ドジは多いけれど、お客様を思いやる心は本物。麦のファインプレーに周囲も驚かされる。


そんな中で起きた 事件

食事会で、黒瀬が間違って アルコールを飲んでしまう。

酔いが回り、いつもの冷静さが消え……麦の前に現れたのは、甘々で無防備な黒瀬。

それを介抱する麦と、2人の運命はいかに⁉︎ドキドキでページが止まらないラスト。

「ピンクとハバネロ」12巻 感想♡

12巻、めちゃくちゃ良かったです……(///ω///)♪

まず、麦の言葉。

「黒瀬に頼ってもらえる人になりたい」

この一言に麦の成長がぎゅっと詰まっていて、黒瀬も思わず笑みがこぼれてしまうのが尊い。

そして黒瀬。

恋人であり、上司であり、教育係であり──立場が重なる中で麦に強く出られない葛藤がとても丁寧に描かれていて、黒瀬の優しさがより深く伝わってくる巻でした。

赤池の大人なアドバイスも最高。

「意気込まないことかな」

麦に多くのことを考えさせるきっかけとなる一言でした。

そしてラストの 甘々黒瀬

酔ったことで普段の理性が消え、麦にしか見せない感情があふれ出すシーンは必見です。読者の心臓に悪い(良い意味で)。

12巻は、恋と仕事、成長と距離感。すべてが絶妙に交差する最高の巻でした♡

「ピンクとハバネロ」12巻の見どころ3つ♡

① 麦の“頼りたいじゃなく、頼られたい”への成長
 恋人としての自立心が芽生える瞬間が胸熱。

② 黒瀬の葛藤
 立場上注意しなきゃいけないのに、麦を傷つけたくない。
 黒瀬の“優しすぎる不器用さ”が沁みる。

③ 甘々黒瀬の破壊力
 酔った黒瀬×介抱する麦=読者死亡。

「ピンクとハバネロ」12巻の名シーン♡【ネタバレ】

★ 麦の一言
「黒瀬に頼ってもらえる人になりたい」
麦の恋が“強く優しい恋”に変わり始めた瞬間。

★ 赤池の名言
「意気込まないことかな」
肩の力を抜くことの大切さを教えてくれる。

★ 甘々黒瀬の大暴走
アルコールin黒瀬の破壊力が強すぎる……。

「ピンクとハバネロ」12巻まとめ♡

恋と仕事。優しさと不安。覚悟と成長。

黒瀬と麦が、恋人としてだけでなく“人生のパートナー”へ近づいていく過程がたっぷり詰まった巻でした♡

▼ 前の巻のレビューはこちら
➡ 11巻レビュー:https://tokicomi.com/habanero-11/

▼ 次の巻のレビューはこちら
➡ 13巻レビュー:https://tokicomi.com/habanero-13/

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