

「ピンクとハバネロ」11巻は、黒瀬と麦が“恋人”としてだけではなく、1人の人間としてどう向き合うか を問われる巻。
甘いだけの恋じゃなく、未来を考えるからこそ生まれる不安、大切に思うからこそ距離が必要になる瞬間。
読んでいて胸がぎゅっと締めつけられ、でも最後には「あぁ…2人はもっと強くなる」と感じさせてくれる名巻です♡
ここでは、11巻のあらすじ・感想・名シーンを丁寧にまとめました。
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✅「ピンクとハバネロ」14巻で完結★どこで読める?レビュー【ネタバレ】
「ピンクとハバネロ」11巻 あらすじ♡【ネタバレ】
✽ここからは「ピンクとハバネロ」11巻のネタバレを含みます。ネタバレを望んでいない方はご注意ください!
けいかい心が薄い麦に、黒瀬が突然近づき、「なに勝手に安心してんだよ」と近づく黒瀬♡
意外にも、麦は覚悟をきめ受け入れようとするが、
黒瀬は
「大事な時だからこそ勇気を出すな。
ムリして欲しくない」
と告げる。
黒瀬の“本当の優しさ”が垣間見える一言♡さらに黒瀬は意外にも・・・「俺の方が意識されてないのかと思ってた」と弱気な発言も(///ω///)♪
新学期──
麦と黒瀬のクラスが離れてしまい、麦の心は一気に不安定に。
さらに黒瀬から「しばらく1人になりたい」と告げられてしまう。
突然の距離に麦は動揺するが、黒瀬の真剣な表情に、「信じて待つ」ことを選ぶ。
黒瀬が悩んでいた理由は、実家の旅館を“継ぐかもしれない未来”が現実味を帯びたから。
父の跡を継ぐこと。そのために進路を考える必要があること。そして、自分の未来に麦をどう関わらせるか。
黒瀬は夏休みを返上し、旅館で見習いとして働くことを決める。
麦も旅館で「バイトしたい」と申し出るが、黒瀬はそれを拒む。
「常に一緒にいることが幸せだとは思わせない」
その言葉は冷たく聞こえるけれど、本当は──麦の人生まで縛りたくないから。黒瀬なりの“愛”が滲んだ一言だった。
「ピンクとハバネロ」11巻 感想♡
この巻……心がぎゅっと締めつけられませんでしたか?
黒瀬はいつもクールで余裕そうに見えるけれど、本当は“未来”に対して誰よりも不器用で、麦の存在が大きくなればなるほど迷ってしまう。でも、だからこそ言えるあの言葉。
「常に一緒にいることが幸せだとは思わない」
これ、麦を手放したいんじゃなくて、──麦の未来を縛りたくない、“麦の幸せを一番に考えている” 優しい覚悟なんですよね。
一方の麦も、黒瀬の「1人になりたい」を受け止めて、勝手に結論を出さずに“待つ”ことを選んだ。
これって、恋人というより“パートナー”としての成長 だと思って胸が熱くなりました。
11巻は、恋の甘さよりも、「信じること」「支えること」が描かれた巻。ふたりとも大人に向かっている……そんな気持ちになります。
「ピンクとハバネロ」11巻の見どころ3つ♡
① 黒瀬の“弱さ”と“強さ”が同時に見える巻
未来が不安。でも麦の幸せは守りたい。
② 麦の成長
すぐ不安になる子だったのに、黒瀬を信じて待てるようになったのが尊い。
③ 旅館での新たなスタート
黒瀬の将来問題が、物語を大きく動かす伏線に。
「ピンクとハバネロ」11巻の名シーン♡【ネタバレ】
★ 黒瀬の優しさが炸裂するセリフ
「大事な時だからこそ勇気を出すな」
黒瀬の“守る力”が強く出た名言。
★ 本音の告白
「俺の方が意識されてないのかと思ってた」
黒瀬の可愛さと繊細さが詰まってる…。
★ 未来を思うからこその一言
「常に一緒にいることが幸せだとは思わない」
読者の胸に深く刺さる名シーン。
「ピンクとハバネロ」11巻まとめ♡
11巻は、“恋の甘さ”よりも
「愛するからこそ怖い」「信じるからこそ強くなる」
そんな深い感情が描かれた巻。
黒瀬も麦も、確実に成長していて、2人の未来がどんな形になるのか楽しみで仕方ない…!
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