
「匡様の、あの重すぎる愛こそがご褒美…!」
「敵には容赦ないのに、実沙緒にだけ見せる顔がたまらない…!」
『BLACK BIRD』のヒーロー、烏水 匡。彼は、ただ優しいだけのヒーローではありません。彼の愛は、時に恐ろしく、息が詰まるほどの独占欲と執着心に満ちています。しかし、なぜ私たちは、その「毒」に抗うことができず、惹きつけられてしまうのでしょうか。
その答えは、彼の存在そのものが、「一人の少女のためだけに存在する」という、究極の愛のファンタジーを体現しているからに他なりません。
『BLACK BIRD』あらすじ
――ずっと待っていた初恋の人は、妖だった…。
幼い頃から、妖怪が見える原田実沙緒。そんな彼女をいつも守ってくれたのは、初恋の人・烏水匡。しかし、彼はある日突然、実沙緒の前から姿を消してしまう。
「いつかまた迎えにくるから…」月日は流れ、子供の時に交わした約束どおり、16歳の誕生日の前日に実沙緒は匡と再会する。しかし、そこで実沙緒は自分が「仙果の娘」と呼ばれる特殊な人間だということを知らされる。「仙果の娘」とは妖に力を与えるという特殊な女性で、16歳を境にその力が発現し、仙果の血を妖が飲めば寿命が延び、肉を喰べた妖には不老不死を与え、花嫁に迎えればその一族に繁栄をもたらすと言われていた。そして、いつも実沙緒を守ってくれていた初恋の人・匡の正体は、実沙緒を狙う妖「天狗」だった。
自らの運命に戸惑う実沙緒と、彼女を花嫁として迎え、守ろうとする匡。実沙緒を狙う他の妖達との争いの中で、二人は少しずつ絆を深め、遂に結ばれる。しかし、幸せを掴んだ2人をさらなる試練が待ち受けていた。運命に翻弄される二人の、美しくも残酷な純愛の物語が今、幕を開ける――。

烏水匡の基本データ

正体: 烏天狗(からすてんぐ)一族の当主。全ての妖を統べる、絶対的な力を持つ王。
真の姿: ヒロイン・原田実沙緒(はらだ みさお)を、幼い日から見守り、彼女を花嫁として迎えることだけを生きる意味としてきた、一途すぎる妖。
彼の行動原理: 全ては実沙緒のため。実沙緒に近づく害虫は、人間だろうと妖だろうと、笑顔で、しかし容赦なく排除する。
口癖: 「俺のだ」「俺の花嫁」
魅力①:世界で、たった一人。狂気的なまでの「実沙緒第一主義」
匡の魅力の根源、それは彼の世界が「実沙緒」と「それ以外」で、あまりにも明確に分けられている点にあります。この極端なまでの「実沙緒第一主義」こそが、読者を深く惹きつける最大の要因です。
<対:実沙緒以外の全て>
彼は妖の世界の頂点に立つ、冷酷非道な王です。
一族のため、そして実沙緒を手に入れるためならば、どんな汚い手も使う。敵対する者には一切の情けをかけず、その命を奪うことにも躊躇がありません。その圧倒的なカリスマ性と、他者を駒としか思わない非情さが、彼の「王」としての魅力を際立たせています。
<対:実沙緒>
しかし、その冷酷な王が、愛する実沙緒の前では全く別の顔を見せます。その変貌ぶりは、まるで別人のよう。
誰よりも優しく、甘い言葉を囁く。まるで彼女だけを慈しむかのように。
彼女が望むなら、どんなことでも叶えようとする。たとえそれが、自身の命を危険に晒すことであっても。
彼女の身の回りの世話を焼き、一人の愛しい女性として、これ以上なく大切に扱う。その細やかな愛情表現は、まさに理想の彼氏像。
この極端すぎる二面性に、読者は心を鷲掴みにされます!
世界の全てを敵に回してでも、たった一人の少女だけを愛し、守り抜く。その絶対的な特別扱いに、誰もが「これほどまでに愛されてみたい」という、抗いがたい願望を掻き立てられるのです。匡にとって、実沙緒こそが世界の全てであり、彼女のためならばどんな犠牲も厭わない。その狂気的なまでの愛の深さに、あなたもきっと魅了されるでしょう。

魅力②:その執着は、”純愛”の証。甘美で息の詰まるほどの独占欲
匡の愛は、とにかく重い。そして、どこまでも深い。
彼の独占欲と嫉妬心は、時に実沙緒を傷つけ、息が詰まるほどに束縛します。しかし、それが決して不快なだけではないのは、彼の執着が「一途な純愛」に裏打ちされているからです。
彼は、物心ついた時からずっと、実沙緒だけを見て、彼女との未来だけを夢見て生きてきました。その一途な想いは、もはや「執着」という言葉だけでは片付けられないほど、純粋で絶対的なものです。
他の女には目もくれない。彼にとって女は実沙緒ただ一人。他の女性は、彼の視界にすら入らない。
実沙緒に近づく男は、たとえ実沙緒の兄であろうと許さない。その激しい嫉妬心は、時に暴走寸前。
「お前は俺のものだ」という言葉に、一切の迷いがない。その言葉には、未来永劫、実沙緒を離さないという強い決意が込められている。
その愛は、他の誰にも向けられることのない、100%純粋な「実沙緒だけのもの」。
少々(…いや、かなり)歪んではいますが、その一途すぎる想いの純粋さが、彼の狂気的なまでの独占欲を、「究極の愛の形」として昇華させているのです。
こんなにも愛されたい、こんなにも必要とされたい。その甘美な束縛に、喜んで囚われたいと願ってしまいますよね♡

魅力③:”妖の王”が見せる、人間らしい弱さと愛情
匡は、最強の妖でありながら、決して無敵の存在ではありません。
彼の魅力の深みは、その人間らしい弱さにあります。絶対的な力を持つ彼が、たった一人の女性の前で見せる、脆く、不器用な姿が、読者の心をさらに掴んで離しません。
実沙緒に拒絶されることを、心の底から恐れている。最強の王である彼が抱く、あまりにも人間らしい感情。
愛するが故に、妖である自分が彼女を傷つけてしまうのではないかと苦悩する。その葛藤は、彼の愛の深さを物語っている。
実沙緒の些細な言葉に、一喜一憂してしまう、恋する男の顔。その表情は、彼がどれほど実沙緒を大切に思っているかを雄弁に語る。
絶対的な力を持つ王が、たった一人の少女の前でだけ見せる、その脆さ。
最強の男が、愛する人の前でだけ、ただの不器用な男の子になる。このギャップが、彼のキャラクターに人間的な奥行きを与え、私たちをどうしようもなく惹きつけるのです。
彼が実沙緒を「仙果(せんか)」という存在としてだけでなく、一人の女性として心から愛していることが伝わってくるからこそ、私たちは彼の愛を信じ、その全てを受け入れたくなるのです。

まとめ:烏水匡は、少女の夢と業(ごう)を全て背負う、唯一無二の王
烏水 匡は、危険で、独善的で、狂気的なほどの愛を抱えた男。
しかし、その全ては、たった一人の少女・実沙緒を愛しているが故。
彼の愛は、甘いだけではない、苦くて重い毒も含まれています。
それでも、その毒ごと全て飲み干してしまいたいと思わせるほど、彼の愛は純粋で、絶対的。
これほどまでに、一人の女性を世界の中心に置いてくれる男は、後にも先にも鳥水 匡をおいて他にいないでしょう。
あなたももう一度、この最強の天狗がくれる、甘美な束縛の沼に堕ちてみませんか?♡
