
つきあって初めてのすれ違いを経験するすいれんと川澄。相手を思うあまり、うまく言葉にできず、胸が痛くなるほど焦れったい。
でも、2人は2人なりの方法で「好き」を確かめ合っていく。バレンタイン、誕生日、新学期──大切なイベントがぎゅっとつまったドキドキの7巻です。
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✅ 「日々蝶々」作品紹介・全巻まとめレビュー
「日々蝶々」7巻 あらすじ【ネタバレあり】
6巻ラスト“空手…頑張って…”のシーンから続く心の揺れが、この巻で大きく描かれます。すいれんは思っていました。
「今の私じゃ、川澄くんを空手の練習から休ませられない…」
本当は心配。本当は休んでほしい。でも川澄の好きな「空手」も応援したい。それに、そこまで全力で打ち込める“空手”に、少し嫉妬してしまう気持ちもある。
胸の内を言えないままだから、読んでいて本当に焦ったくなる…!
◆「日々蝶々」川澄は「わかってほしい」。でも伝えられない。
川澄は川澄で、“すいれんなら俺の気持ちをわかってくれるはず”と、どこかで期待している。でもお互い何も言わないからすれ違っていく。
そんな様子を見ている後平先輩が、相変わらず不器用に介入してくる。
「本当に川澄のこと好きなわけ?」
「彼女のこと好きなら休めよ」
と言ってみたり、時にすいれん、時に川澄、それぞれの背中を押すような言葉を投げたり──
根底には
「川澄には空手を続けてほしい」という本音
があるからこその不器用さが、逆に胸に響く。
そんな中、川澄がすいれんに言い切る。
「不安にはさせないっすから」
短い言葉なのに、もう泣けるほど男前。
◆「日々蝶々」つきあって初めての誕生日。川澄の悩む姿が愛おしすぎる
そして迎える、すいれんの誕生日。ここでの川澄が、もう最高すぎる…!!!
・何をあげたらいいのか悩みまくる
・そもそも“彼女への誕生日プレゼント”の意味がわからない
・でもとにかく喜ばせたい
・そのためにちゃんと根回しして渡す準備をする
高校男子の等身大すぎる悩み方がリアルで可愛いし、「川澄、やるなぁ…!」と声が漏れるほど成長を感じる神シーン。
プレゼントを渡す瞬間のぎこちなさも、純度100%の恋そのもの。
◆「日々蝶々」距離が確実に縮まっていく2人
すれ違いがあったからこそ、言葉を交わすことの大切さに気づき、以前より深く相手を思いやるようになっていく。
距離感も、雰囲気も、少しずつ“恋人”らしく変わっていく──そんな変化が愛しすぎる。
◆「日々蝶々」そして新学期…同じクラスに!
7巻ラスト。
すいれんと川澄は、なんと 同じクラスに!
これはもう、完全に運命が後押ししてる展開。
さて、次巻。恋人として、クラスでも近い距離で過ごす2人はどう変わっていくのか…?楽しみで仕方ない♡
「日々蝶々」7巻の見どころ♡
① 初めてのすれ違いがリアルで切ない
言葉にできない不安と嫉妬が、初恋の痛さを美しく表現している。
② 後平先輩の不器用な優しさが深い
恋ではないが、仲間として川澄を大切に思う気持ちが胸に刺さる。
③ 誕生日プレゼントの悩みが可愛すぎる
“好きな子のために必死になる男子”が尊いの極み。
④ 距離が縮まる過程が自然で美しい
ゆっくり、丁寧に進む恋が日々蝶々らしさ全開。
⑤ 新学期の同クラ事件
物語が一気に甘くなる予感しかしない!
「日々蝶々」まとめ♡
『日々蝶々』7巻は、“好きだからこそすれ違う”切なさと、“好きだからこそ乗り越えられる”強さが描かれた巻でした。
初恋特有の不安や嫉妬、勇気、そして喜び。その全部が透明感いっぱいに描かれていて、何度でも読み返したくなる。
8巻では、新クラスという新しい環境で、2人の関係がどう変化するのか──ますます目が離せません♡
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