
少しずつ、少しずつ、自分の気持ちに気づいていくすいれんと川澄。初めての「恋」に戸惑い、どうしたらいいかわからない様子は見ていてとっても愛おしい(///ω///)♪ まだまだ目には見えないけれど、確実に距離が縮まってくる2巻!静かな2人の成長が心をくすぐります♡
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✅ 「日々蝶々」作品紹介・全巻まとめレビュー
「日々蝶々」2巻 あらすじ【ネタバレあり】
すいれんはついに、自分が川澄のことを「好き」だと気づきます。
けれど、どう接していいかわからない。話しかけたいのに声が出ない。目が合っただけでも胸がいっぱいになる。そんな気持ちを抱えながら、少しずつ近づいていこうとするすいれん。
一方で川澄も、すいれんを見ると心が落ちつかない。よく目が合う気はするけれど、自分なんかが“特別扱いされている”とは思えず、「勘違いしたら恥ずかしい…」と、妙に慎重になっている姿が微笑ましい。
「日々蝶々」少しずつ「会えるだけで嬉しい」存在に
周りの友だちのさりげない協力もあり、2人はお昼を一緒に食べるように。とはいえ、言葉はほとんど交わさず、ただそこに一緒にいるだけ。
それでも、すいれんは少しずつ勇気を出して片言で話しかけられるようになり、川澄もその変化にドキッとしてしまう。
夏休みに入り、姿を見かけただけで幸せを感じるすいれん。ゆっくり、ゆっくり距離が縮まっていく雰囲気がとてもリアルで、読者まで胸がぽかぽかしてきます♡
「日々蝶々」夏祭りで一歩踏み出す2人
そして、2巻の大きなイベントが夏祭り。
すいれんは勇気を振り絞って、「一緒に行きませんか」と川澄を誘うことに成功します。もうこの時点で拍手喝采。
周りにバレないようにお面をつけたり、ふとした仕草に照れてしまったりする2人の姿が、とにかく愛しい…!
そして川澄もようやく、この胸のざわつきが“特別な感情”だと気づきはじめる。静かに恋が育っていく瞬間が、美しく丁寧に描かれています。
「日々蝶々」2人きりの昼休みで心が触れ合う瞬間
周りの気遣いで、2人が昼休みに“完全に2人きり”になる場面があります。
緊張しきった川澄が「この状況、慣れない…」とつぶやいたのに対して、すいれんが勇気を振り絞って
「早く慣れてほしい」と伝えるシーン。
この一言、破壊力えぐくないですか!!?
その後の川澄の返事が「………ん」という、たった1文字なのに胸が爆発するかわいさ。この2人、静かすぎるのに恋の熱量はとんでもない。
「日々蝶々」2巻の見どころ♡
① 好きに気づいたすいれんの“初恋の透明感”
声が震えたり、目が合うと嬉しいのに恥ずかしい。一つ一つの反応が、恋に落ちた女の子そのもの。
② 挙動不審な奥手男子・川澄くんの可愛さが限界突破
目が合うと固まる。手が触れそうになるとパニック。でも「勘違いしたくない」という誠実さが愛しすぎる。
③ ゆっくり進む恋のスピード感がリアル
現実の高校生だって、こんな一歩一歩なんですよね。焦らない恋だからこそ胸に刺さる。
④ 夏祭りでの変化が“最高の青春”
浴衣・夜の光・お面・距離の近さ。全部が恋を後押しする舞台装置で、絵も空気感も完璧。
「日々蝶々」まとめ♡
「日々蝶々」2巻は、好きに気づいたすいれんと、その気持ちを“なんとなく感じ始めている”川澄くんの心の揺れが、静かに、丁寧に描かれた巻でした。
まだ恋だとはっきり認めていない。それなのに読者にはもう伝わってしまう──
「この2人、絶対に惹かれ合ってる…!」
そんな確信で胸がいっぱいになる、優しい恋の物語でした。
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