
学校一の美少女・すいれんと、女子が苦手な空手男子・川澄。お互いが異性に慣れていないのに、なぜか気になってしまう──。
そんな純度100%の恋がふわりと動き始める『日々蝶々』1巻のネタバレ感想を丁寧にまとめました。
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「日々蝶々」1巻 あらすじ【ネタバレあり】
高校に入学したばかりの柴石すいれんは、誰もが振り向く“学校一の美少女”。男子にも女子にもモテすぎて、かまわれすぎて、人と接することにトラウマを抱えてしまっている。「モテる=幸せ」とは限らず、むしろ人間不信になりかねない環境で生きている女の子。
そんなすいれんの視界に、ふと入ってきたのが空手男子・川澄。
彼だけはすいれんを見ない。
目が合わない。
なぜだろう──。
実は川澄は「女子が苦手」という硬派な奥手男子だったのです。
「日々蝶々」すいれんが初めて“安らぎ”を覚えた相手
周囲が必要以上に騒ぐ中、唯一すいれんを特別扱いしない男子が川澄でした。その態度が、すいれんにとってはなぜか心地いい。しかし、小春先輩から川澄が告白されたと聞いた瞬間、すいれんの胸に説明のつかないざわつきが生まれます。
一方川澄は、先輩の告白に即答で「ムリっす」。「女子とかと、何て話せばいいかわかんねーんで」と素直に言い切る奥手ぶりがまた可愛い…!そのやり取りを見ていたすいれんは、ますます川澄が気になる存在に。
笑顔が見れてよかった。
あの人と付き合わなくて安心した。
──その気持ち、もう恋じゃん…!
でもこの時点では本人はまだ気づいておらず、周囲の方が先に気づいていくのが「日々蝶々」らしい可愛さです。
「日々蝶々」恋心に気づかない2人の、純度100%のすれ違い
先輩に絡まれている川澄を助けようとするすいれん。とっさに出た行動に周囲も驚く。
しかし川澄は「男は誰かを守る側だろ」という硬派すぎる価値観で生きている男の子。…こんなん惚れるしかありません♡
そして、誰とも話さないと噂されているすいれんが、唯一話しかけた相手が川澄だったことは、彼にとっても大きな出来事に。
すいれんは「恋心」へ、川澄は「なんか気になる」という違和感へ。
1巻は、まだ恋と呼べない純粋な気持ちが静かに動き出す“はじまりの巻”でした。
「日々蝶々1」巻の見どころ♡
① 美少女ゆえの“孤独”が丁寧に描かれている
モテすぎるがゆえの苦しみ。
人を信じづらくなる環境。
すいれんの静かな孤独がとても繊細です。
② 川澄の“奥手男子”が尊すぎる
女子が苦手、素直で不器用。
でも真面目で誠実。
このギャップが最高。
③ 恋心に気づく瞬間の描写が美しい
ふわりと揺れる初恋の気配。
気づいたのは周りの方が先──という構図がたまらない。
④ ひらひら舞うような、静かで甘い空気感
読んでいると呼吸がゆっくりになるような、独特の“間”のある作品。
まさにタイトル通り、蝶のように舞う恋。
「日々蝶々」まとめ♡
『日々蝶々』1巻は、「恋という言葉をまだ知らない2人が、初めて心を寄せる」そんな始まりの物語でした。
すいれんの静かな変化も、川澄の気づきたくても気づけない不器用さも、すべてが“純度100%”で胸がくすぐられます。
2巻では、さらに2人の距離がどう縮まっていくのか…続きが気になって仕方ない♡
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