

「26歳、初恋はじめます…」
この一文にドキッとしたなら、『おとなの初恋』はキット刺さります♡
就活に失敗してフリーター、彼氏いない歴=年齢。周りの友達はキラキラして見えて、ひとりだけ取り残されたような気がする——。そんな“大人になりきれていない大人女子”のリアルなもやもやを、やさしく、甘く、時々ズキッと刺しながら描くのが、星森柚稀も先生の『おとなの初恋』です。
この記事では、まだこの作品を読んだことがない人向けに、ネタバレをできるだけ避けながら魅力をぎゅっと詰め込んでご紹介します。読み終わる頃には、「由莉と清野さんの距離感、もっと見せて…!」と、本屋か電子書店を開いているはず…!
「おとなの初恋」最新刊7巻の発売日は?
最新刊7巻は、2025年12月25日より発売予定です♡
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「おとなの初恋」あらすじ:26歳、初恋はバイト先の常連エリート

主人公は 由莉(ゆり・26歳)。就活に失敗して正社員になれず、今はコーヒーショップでフリーター生活。友達は次々と正社員になったり、彼氏ができたり。自分だけ何も変わっていない気がして、心のどこかで少し諦めモード。
そんな由莉の 「唯一の癒やし」 が、毎朝コーヒーショップに通ってくるスーツ姿のイケメン・清野さん。
- 無駄のない身のこなし
- 毎日同じ時間に現れる几帳面さ
- 仕事ができそうな雰囲気
由莉は、ただの「お客さん」として見つめるだけ。叶うはずもない片想いのように、遠くからそっと憧れていました。
ところがある日、清野さんの仕事上のトラブルの場面に偶然居合わせた由莉が、とっさの機転でそれをフォローすることに。
その出来事をきっかけに、ただの「店員とお客さん」だった2人の距離が一気に近づいていきます。
そして——
「付き合おう」
まさかの 清野さんからの告白。26歳にして迎える、人生初めての“彼氏”との恋がスタートしてしまうのです…!
「おとなの初恋」見どころ!

① 26歳ヒロインの「リアルな焦り」が刺さる
『おとなの初恋』のいちばんの魅力は、主人公・由莉の心情がとにかくリアルなこと。
- 就活に失敗して自信をなくしている
- SNSでキラキラして見える友達と自分を比べてしまう
- 「今さら初彼氏なんて…」と、うれしさと同時に不安も押し寄せる
こういう感情って、“大人だからこそ”こじらせがち。
星森先生は、その こじらせたままの由莉を肯定しながら、少しずつ前を向かせてくれる んです。
自分に自信がない由莉が、清野さんのまっすぐな言葉に戸惑ったり、仕事と恋の間で揺れたりしながら、ちょっとずつ成長していく姿は、「わかる…私もそんな時期あった…」と、ページをめくりながら何度も胸がぎゅっとなります。
② ちょっと変人なエリート・清野さんがズルい
相手役の 清野さん は、いわゆる“ハイスペ・スパダリ”枠。
- エリート会社員
- 仕事ができる
- 見た目も良し
- しかも由莉のことを本気で大切にしてくれる
…と、条件だけ聞くと「完璧すぎでは?」となるのですが、この人、ちょっと変人で、抜けている部分もある のがポイント。
- 仕事モードのときはクールで完璧
- プライベートでは不器用な甘さがだだ漏れ
- 過去の経験からくる“恋愛の距離感の不器用さ”もチラ見え
この ギャップ が、読んでいてたまらなく愛おしいんです。
由莉のことになると、論理的だったはずの清野さんが急に焦ったり、「それは反則〜!」と言いたくなるような甘いセリフをさらっと言ったり。
完璧なだけじゃなく、“ちょっと面倒くさいところごと丸ごと愛せてしまう男”として描かれているからこそ、現実にはいなさそうで、「でもどこかにいてほしい…!」と夢を見てしまうキャラになっています。

③ 恋だけじゃない。「仕事」と「自分の人生」と向き合う物語
由莉の成長軸は、恋愛だけではありません。
物語の中で彼女は、
- フリーターから正社員登用試験に挑戦する
- 自分の適性や、やりたいことを見つめ直す
- 清野さんとの関係と、自分のキャリアのどちらも大切にしたいと悩む
など、「26歳」というリアルな年齢ならではの“人生の岐路” と向き合っていきます。
とくに中盤以降は、
- 遠距離恋愛
- 海外赴任
- プロポーズや将来の選択
…と、恋も仕事も人生規模での選択が増えていき、「ただ甘いだけじゃない“大人の初恋”」になっていく流れがすごく良いんです。
「恋を取るか、仕事を取るか」ではなく、“自分の人生をどうしたいか”を一緒に考えさせられる ラブストーリー。
大人になってから読むからこそ、由莉の悩みが自分ごとのように刺さります。
④ 脇キャラも愛おしい!友人・同僚たちの関係性
主人公カップルだけでなく、由莉の同僚である 静ちゃん や、職場の上司 朝倉さん など、周りのキャラクターがとにかく魅力的。
- あけすけなアドバイスで由莉の背中を押してくれる友人
- 仕事面で頼りになる上司だけど、由莉の恋にも深く関わってくる存在
など、単なるモブではなく、「この人たちがいてくれるから、由莉は頑張れるんだな」と感じさせてくれる描かれ方になっています。
恋愛漫画なのに、人間関係全体があたたかくて、読後感がやわらかい のも、この作品の大きな魅力です。
こんな人に『おとなの初恋』をおすすめしたい!

- 20代後半〜30代の大人女子
- 「周りは結婚や出世してるのに、私だけ取り残されている気がする」と感じたことがある人
- スパダリ系だけど、ちょっとポンコツな一面もあるヒーローが好きな人
- 甘いだけじゃなく、仕事や将来の悩みもしっかり描かれている恋愛漫画が読みたい人
- Sho-Comi・フラワーコミックス系の、きゅん多め・テンポ良めの作品が好きな人
1〜2巻を読めば、「由莉、がんばれ…!」と完全に感情移入しているはず。そこから先は、オーストラリア出向や遠距離など、大人だからこその試練と、それを乗り越えた先の甘さ が待っています。
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「おとなの初恋」まとめ:大人になった今だからこそ刺さる、“はじめて”の物語
『おとなの初恋』は、
- 26歳にして初めてできた彼氏との
- 不器用で、でもまっすぐで
- 仕事や将来の不安も抱えながら、少しずつ育てていく恋
を描いた、大人女子のための等身大ラブストーリー です。
学生時代のキラキラした初恋もいいけれど、「今さら初恋なんて…」と思ってしまう年齢になってからの恋には、また違った痛みと、喜びと、眩しさがあります。
- 自信がない自分を受け入れてくれる人に出会うこと
- 誰かと一緒に「これからの人生」を考えること
- 一歩踏み出す勇気を、恋を通して手に入れていくこと
その全部が、由莉と清野さんの物語の中に詰まっています。
気になった方は、まずは1巻、もしくはマイクロ版の試し読みから。「もう少しだけ、この2人の未来をのぞいていたい…」そんな気持ちになったら、そのときが“あなたの”『おとなの初恋』の始まりかもしれません。
最新刊7巻は、2025年12月25日より発売予定です♡




